こんにちは、ジャングリア情報屋ノートです。今回は、沖縄・名護に誕生した新テーマパーク「ジャングリア」に遊びに行った初日の体験レポート(後編)をお届けします。
この時気が付いていませんでしたが、実はめちゃめちゃ運のよかった私。
「全然アトラクションに乗れなかったよ。」という話も多々聞くので、おそらくかなりアトラクションに乗れた方だったんじゃないでしょうか。
朝のチケットミスが無ければ、FINDING DINOSAURSファインディング ダイナソーズにも入れたんですけどね。うっかりうっかり。
そんなうっかりくそ野郎なわたしの、トイレに日傘を忘れて2時間半並んだ、そんなお話です。
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15:50 EXTREME ACROエクストリーム アクロ
園内をお散歩していると、人だかりを発見。
近づいてみると、どうやらアクロバット系のパフォーマンスが始まる様子。
周りではノリのいいお兄さん・お姉さんたちが盛り上げていて、会場はすっかりウェイウェイした雰囲気に。
最初は「どんなショーなんだろう?」と期待して見ていたのですが、実際には子ども向けの参加型パフォーマンスだったようです。
頭の上に切り株を載せてバランスを取るゲームが始まったところで、「あ、これは子ども向けだな」と判断し、私はそっと退場しました。
ファミリーには楽しめる内容だと思います!
そのあとも周辺を歩き回りましたが、お手洗いや水飲み場、涼めるお部屋?などが結構たくさんありました。
ありがたいですね、今度それらもまとめた記事を出そうと思います。
16:00 DINOSAUR SAFARIダイナソー サファリに並ぶ
ついに並ぶ時間になり、お手洗いを済ませて列に並びます。
この時点で待ち時間は 150分(約2時間半)。
「ここから2時間半か…」と覚悟を決めつつ、日傘を出そうと思ったら――ない。
どうやらお手洗いに忘れてきたようで、ここから絶望的な2時間半が始まりました。
列の中は中々カオスでした。
「休憩所から出てきなさい!」と怒鳴る母親と、それを拒否する父親。
持ち運び椅子を持参して勝ち誇った表情のおじさん。
ひたすら延々としりとりを続けるカップル。
私はというと、日差しとスコールに翻弄されながら、凍らせたペットボトルを包んでいたタオルを頭にかけ、なんとか耐えしのぎます。
途中で自販機を見つけ、「ここで飲み物を買おうか…」と悩みました。
しかし、一気に飲んでしまうとまたトイレに行きたくなる。
複数人なら交代で列を抜けられますが、ソロ参加だとそれができないんです(スタッフに確認済み)
結局、手持ちの水をちびちび飲みながら我慢することに。
この時点ですでに 3リットル消費済み。熱中症だけは避けたいと、必死で耐え抜きました。
18:00 DINOSAUR SAFARIダイナソー サファリ
長い待ち時間を耐え抜き、とうとう自分の順番がやってきました。
オフロード車に乗るのは初めてで、それだけでもテンションが爆上がり!
まず驚いたのは、ドライバーさんの運転技術。
急な坂道をぐんぐん登ったり、大きな水たまりに思い切り突っ込んだりと、まさにプロの技を体感しました。
車内にはしっかり掴まれる場所がありますが、揺れが激しくて椅子からずれ落ちそうになることも…。
「シートベルトってこんなにありがたいものなんだ」と心から感じました。
ラストは恐竜との記念撮影。
恐竜に追いかけられるアトラクションというより、オフロード車の楽しさが勝っていた印象でした。
スリリングな体験の最後には、恐竜と一緒に記念撮影。
迫力ある走行から最後は思い出に残るフォトスポットで締めくくりです。
18:30 THE WILD シーフードグリル
少しおなかが空いたので2度目の食事をしました。
頼んだのはTHE WILD シーフードグリル
最初に感じたのはマヨネーズっぽいけど酸味強めのソース。
濃厚さよりもさっぱりしていて、暑い日でも軽やかに食べられます。
ごはんはほんのりバター香る薄味ライスで、ソースを引き立てる脇役。
パプリカやオクラは素材そのままの味わいで彩りも良く、オクラの食感がアクセント。
コーンは普段通りの甘さ、貝は少しパサパサで好みが分かれそうですが、ソースと合わせれば悪くありません。
全体的に見た目通りの素直な味。派手さはないけれど、食べていると不思議とテンションが上がり、体にも良さそうな一皿でした。

GUEST RELATIONS ゲストリレーションズ
アトラクションはもう受付終了、食事もしてしまい、暇になってしまいました。
そろそろ帰ろうかと思いつつ、傘を紛失していたことを思い出しました。
まずはトイレを確認しましたが見当たりません。そこでキャストのお兄さんに聞いてみると、忘れ物はすべて中央エントランスの「GUEST RELATIONS(ゲストリレーションズ)」に集まるとのこと。
入口付近にあるゲストリレーションズへ向かい、傘をなくした場所と時間を伝えて調べてもらいました。
そのカウンターには、怒っている人、困っている人、喜んでいる人…さまざまな感情が渦巻いていていました。
なんとなくピリピリした雰囲気でした。
調査の結果、残念ながら私の傘は届いていませんでした。住所を伝えれば郵送してくれるそうですが、特に高価なものではなかったので今回は諦めることに。
ちょっと残念でしたが、これもまた良い思い出になりました。。
19:30 花火がきれい

閉園時間が近づくと、締めの花火が始まろうとしていました。
中央エントランスには見晴らしのいい場所を求めて、多くの人が集まっていました。
私は一日歩き回ってさすがに疲れていたので、そのままシャトルバスの方へ向かうことに。
「花火は見えたらいいな」くらいの気持ちで歩いていましたが、入り口にあるジャングリアのシンボルツリーがライトアップされ、とても幻想的で思わず足を止めました。
振り返ると、思ったよりもしっかり花火が見えて、ちょっと得した気分に。
こうしてジャングリアでの一日は、光に包まれて締めくくられました。
19:40 シャトルバスへ
シャトルバスは階段を上がって左奥に停まっているのが名護イオン行き。
花火が終わった直後だったからか、乗客は私ともう一組だけでした。
それでもバスは時間通りに出発。どうやら数分おきに運行しているようです。
イオンに着くと、朝あれほど埋まっていた駐車場はすっかりスカスカ。
オープンからラストまで滞在する人は思ったより少ないのかもしれません。
「明日は今日の反省を活かして、乗れなかったアトラクションを制覇しよう!」
そんなふうに考えながら、私は帰路につきました。
今日の経験は、きっと明日の大きなアドバンテージになるはずです。
次回 地獄の2日目、雷警報で全アトラクション停止。中央エントランスへ緊急避難